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ランチェスター法則とは
山田プロフィール
社長に必要な3つのこと
講演履歴
戦略社長塾
・・1.経営原則編
・・2.顧客戦略編
・・3.成功事例研究会
ランチェスター戦略★一点集中
経営顧問
社長が社長の仕事をするために必要なことが3つあります。
1.心を整える。
2.経営を整える。
3.人を動かす。
今から3つのことについて私が思っていることをお話します。
売上が思うように上がらない、資金繰りに困っている、いつも人の問題で悩まされている、
利益がだんだん減ってきてこれから先どうしたらいいのかわからない等々、不安な気持ちに
なっていませんか?
周りの目や反応・評価が気になって、自分で決めることが出来ない。また、自分で決めたこ
とに自信がもてない。何か起こると、「私のせい?」と自分を責めていませんか?或いは、「○
○のせい」と誰かを責めていませんか?
出来ることなら、エネルギーのすべてを経営に投入したいのに、家庭や家族の事が気になっ
て重たい気持ちになっていませんか?
いつも時間がない、人がいない、お金がない、と暗い気持ちになっていませんか?
自分の中に、不安な気持ち、責める気持ち、重たい気持ち、暗い気持ちがあると、仕事に集
中したいのに集中出来ない状況が起こってきます。そして、その気持ちが現実となって様々な
現象として表れてきます。
自分の周りで起こる事は、すべてあなたのために起こっています。あなたがいつもイメージ
していることが「願い」となって叶っているのです。怪しい宗教ではありません、念のため(笑)
■「ツイてる」の本当の意味
もし、あなたに“ツイてない”ことが起こっていたら、“ツイてない”といつも思っている可
能性があります。その思いが「願い」として叶い「ツイてない」ことが起こるというわけです。
現実に「ツイてない」ことを体験するとつい「ツイてない」と思い、その思いが叶ってまた「ツ
イてない」ことが起こります。キリがありません。どこかで断ち切らないことには延々と続き
ます。
もう「ツイてない」のは嫌だ!と思ったら、「私はツイてる方がいい!」と口に出して言い、
ハッキリと心から決めます。そう、決めるのです。すると、その決心が「願い」となり「ツイ
てること」が起こり始めるのです。
2012年 1月10日、戎さんで実際に体験したのです。毎年事務所の近くの戎さんに行きます。
お参りをしてお札をいただいた時、ふと「今年は良いことがある!」と思ったのです。それか
ら福引を引きました。そしたら、なんと、「鯛」が当たりました。 10年近く同じ戎さんに行っていますが、この日、初めて「良いことがある!」と思い、「鯛」があたりました。思ったこと
が願いとなり、叶ったのです。
納税額日本一になった銀座マルカンの斉藤一人さんが「“ツイてる、ツイてる”と言っている
といいことがあるよ」と教えてくれていますが、私はこの時、この言葉の本当の意味がわかり
ました。
「ツイてない」と思ったらツイてない事が起こり、「ツイてる」と思ったらツイてる事が起こ
る。とてもシンプルなことですね。
■自分にとって良いことしか起こらない!
あなたの周りで起こる事は、すべてあなたのために起こっています。あなたがいつもイメー
ジしていることが「願い」となって叶っているのです。
そして、たとえ何が起こっても「自分にとって良いことしか起こらない」のです。
一見、良くないことが起こったようでも、そのことは願いが叶った結果だったり、軌道修正
するチャンスをもらったり、目標を達成する後押しになったり、とあなたが本当に願っている
こと(深層心理)が実現するようになっているのです。
私の深層心理に何があったかわかりませんが、 2011年 12月 15日夜 10時半くらいに、車で
交通事故を起こしました。反対車線のガードレールに時速 60kmでぶつかりました。ガードレ
ールは助手席に食い込みましたが、幸いなことに、私の車に同乗者はなく、反対車線を走る車
もありませんでした。ガードレールと車には痛い思いをさせましたが、誰を巻き込むこともな
く、私は軽症で済みました。この時、何故か、「良いことが起こっている」と思えました。その
証拠に私の心には暗い気持ちも重たい気持ちも不安な気持ちも何もありません。あるのは、事
故のときに声を掛けてくれたタクシーの運転手さんやコンビニの方、家族や親戚、友人への感
謝の気持ちだけでした。
事故の後、車がなくなった私のために友人が毎朝迎えに来てくれました。そして、なんと、
事務所の大掃除をかって出てくれたのです。私がずっと気になっていたことが解決しはじめた
のです。事務所が日に日にきれいになってくると、神戸商工会議所から“セミナー講師をして
みないか”とお話がありました。
車が大破する交通事故が起きましたが、私にとって良いことが起こる始まりでした。
起こった出来事は一つですが、どう思うかで出来事の意味が変わってきます。どう思うかは
自分が選べます。難しいことではなくとてもシンプルです。
■自分の心は自分が決める
誰かの一言がなぜか気になり気が付いたらその人の機嫌をとっていたり、逆に怒っていたり
していませんか。本当はそうしたいと思っていないのに勝手に体が心が反応してしまうことがありますよね。私は自分の勝手な思い込みで、つい身体が反応してしまい心が波立ってしまう
ことがありました。そんな時こんなアドバイスをもらったのです。
「たとえどんな状況にあっても、自分の心は自分が決めます」と。衝撃でした。自分では気
が付かないうちに、「他人
(ひと
)任せの心」になっていたのです。何も決められない私がそこに
いたのです。
それからは、たとえ何が起こっても、どんな状況であっても、まず、自分の心を決めること
にしました。たとえ何が起こっても、どんな状況であっても、私にとって「良いことしか起こ
らない」のですから、いつでも「良いことが起こっている」と決めることにしたのです。不思
議なことに心が落ち着き、優しい気持ちになれました。
どんな状況であっても、相手が誰であっても、自分の心は自分が決める。自分が決めたこと
なので自分で責任が取れます。自分で責任が取れると「自立」が待っています。このことを自
覚すると、自分のしたことに対して何が起こっても、相手の方がどんな反応をされても、以前
のように心が波立たなくなりました。大丈夫と思えるのです。間違っていたら改めたらいいし、
もし嫌われたとしても私は好きなので気にならない。もう相手の反応から自分を見つけること
をしなくてよくなりました。なんと清々しいのでしょう。
社長に必要な一番目は「心が整っている」こと。そのために「自分の心は自分で決める」こ
とが出来て、「自立」していることが必要です。
事業の成功が人生の幸せと感じられないというのは淋しいものです。事業の成功と人生の幸
せとが重なりたいものです。私たちは一人では幸せになれません。自分と関わっている人が幸
せになると、自分もより幸せを感じるようです。人生における仕事、家庭、お客様、社員、家
族など何ごとも区別することなく、たとえ何が起こっても「自分にとって良いことしか起こら
ない」と自分の心を決めることで、自立し、「心が整っている」状態になっていきます。
心が整うと、すごいパワーが生まれてきます。
■仕事と家庭の区別はいらない!
私はつい最近まで仕事中心の生活でした。家庭より仕事を優先してきましたが考えが変わり
ました。
人生を生きるとき、必ず誰かと接点がある。人生は人間関係そのものです。
私たちは何かを思って行動を起こす。自分が行動したことで、或いは行動しなったことで、
相手が反応する。自分の行動や相手の反応によって自分自身に感情が生まれる。その感情によ
って身体の生理反応が起こる。この一連のことが起こって、私たちは嫌な気分になったり、う
れしい気持ちになったりします。
前出の「自分の心は自分が決める」ということは、自分の周りで起こる事はすべて自分が決
めている、選択している、と自覚することでもあります。自分と関わる人達といつでも楽しい
気持ちになりたい、うれしい気持ちになりたいと決めると、@相手の役に立つように動く。A
相手が喜ぶように、相手が対応しやすいようにこちらが動く。B精神的に余裕がある方が先に行動する。Cムリをしない。・・が徐々に出来るようになってくるから不思議です。
人間関係が上手くいったら、こんな楽しい人生はありません。
自分と自分以外とか、家族と他人とか、会社だと社員だからとかお客さんだからとか、区別
しないで誰に対してもいつも同じようにしていればいいのです。家庭だから・・、仕事だから・・、
という区別もいらないと思うようになりました。
何の区別もしないと、いつも同じ自分でいることが出来ますので、何より自分が一番ラクな
のです。私たちは誰かの役に立ちたいと思っているし、誰かが喜んでくれたらとてもうれしい
ものです。仕事や家庭と区別をせず、お客様や従業員・家族や他人と区別をせず、どこでも、
誰にでも、同じように愛をもって接していたら一番幸せなのは、本当は自分だということに気
がついたのです。
■知らないでは済まされない
私たちは、手にしている物体を手から離したら下に向かって落ちる・・ということを、小さ
い頃から経験して知っています。ガラスは落ちたら割れるし、鉄は落ちた重みで穴が開くこと
もあります。私たちは経験上知っているので、ガラスは割れないように丁寧に置き、鉄は衝撃
を考えて作業をします。
物体が下に落ちるというのは「引力の法則」です。この法則を知っていても知らなくても、
物体は下に落ちます。ましてやこの法則がたとえ発見されていなくても、日常で起きる現象か
ら災難や事故を避けることが出来ます。これは、私たちの誰もが小さい時から経験して知って
いるからです。
では、経営ではどうでしょう。実は、経営にも「引力の法則」のように、絶対にこうなる!
という「経営の原理原則」があります。昔から言い伝えられていることにもその原理原則を見
つけることができます。ところが、日本で社長になる人は個人法人を含めて人口の約5%です。
引力の法則のように誰もが知っている、誰もが経験しているというわけにはいきません。社長
という未知の世界に飛び込んだ数少ない人たちが、昔からのいい伝えを紐解き、原理原則とし
て自分に落とし込むことは至難の業です。経営の原理原則を知らないことが原因で、ガラスを
思いっきり落として粉々に割れるようなことをしてみたり、鉄を足もとに落として自分の足を
怪我してしまうような・・経営上の災難に見舞われることが起きてきます。
会社のおかれている状況が違うと経営のやり方が
180度違うことや、どんなに素晴らしい経
営をしていても一定の条件下では会社の存在が許されないことなど、経営には必ずこうなると
いう「原理原則」が存在することを知って、それを勉強することで経営上の災難を避けること
ができます。しかし、知らないことが原因で打つ手を間違い、経営がおかしくなるという悲劇
に遭遇することになりかねません。「経営の原理原則」を“経験して次回に生かす”には、人生はそう長くはないようです。
以上のように、社長にとって知らないでは済まされない「経営の原理原則」について、ラン
チェスター経営株式会社の竹田陽一先生が解かりやすく教えてくれています。内容の確かさは、
多くの経営者が勉強し実践して、成果を出していますから実証されています。
経営は判断決断の連続です。その時、絶対こうなるという「経営の原理原則」を知って実践
していたら、間違った判断が少なくなります。正しい決断が出来て、経営が正しい方向に向か
います。つまり、業績が良くなっていくのです。
■現状を受け入れる
会社の状況が現在どんな状況にあるのか、何で判断されていますか?
長年の勘でしょうか、通帳の残高でしょうか、お客様の数でしょうか、それとも決算書の数字
でしょうか。どれも大切ですが、それぞれ現状を表わす一部分に過ぎません。
儲かっているかどうかの判断を勘ですませ、利益が出そうな仕事ならとりあえず受ける(実
際に利益が出たかどうか未確認)ということを続けていたり、数字が苦手と決め込んで今日の
現金(売上)だけを管理していると、黒字なのにお金がなかったり、お金はあるのに赤字の決
算になったりします。
業績のよい会社になるためには、まず、会社の正しい現状をありのまま受け入れることが必
要です。会社の正しい現状とは「会社がしていることとその結果」です。
「会社がしていること」とは・・・@何 (商品 )を売っているのか、A何処 (地域 )で売っているの
か、B誰 (客層 )に売っているのか、C新しいお客様の見つけ方はどうしているのか、Dお客様
の維持はどうしているのか、Eそのために必要な人はどの部署に何人必要で、役割分担はどう
しているか、Fお金はどこから調達していくら使っているか、G働く時間は何時間か、という
8大要因で表わされます。「その結果」とは・・決算書の数字になって表れます。
会社の 8大要因についてどう行動しているかで、決算書の数字が決まります。
8大要因について会社がどう行動しているかが原因となり、決算書の数字が結果として出てく
るのです。
良い結果には良い原因があり、良くない結果にはそれなりの原因があります。結果を変えるに
は、その原因になっている内容を変えればいいのです。つまり、本当の原因を知り、それを受
け入れることがとても重要になってくるのです。
■目的・目標を決める
次は、「経営の目的」と、これから会社はどのようになりたいのか「目標」を決めます。「経
営の目的」は、利益性が良くなる「お客様作りでbP」になると決めます。ある分野でbPに
なると、一人当たりの純利益が 2位〜 4位の会社より2〜5倍多くなります。「目標」には数値も伴い、期限を設けます。例えば「この商品を、この地域のこんなお客様
に使っていただき、3年後にはお客様の数を2倍にする」という風に。あなたの会社が何で
1になるのかを決め。bPになるために、特に、何を、何処で、誰に、売るかを明確にしてい
きます。経営条件が不利な会社は「選択と集中」です。何を、何処で、誰に、売るかを選択し、
そこに集中して会社のあらゆる力を集中していきます。ここがぼやけていたら会社の力は分散
されてしまい、無駄な動きと出費が多くなり、利益性がさらに悪くなります。
業績を良くするためには「経営の目的」と、現状から会社はどうなりたいのか「目標」を社
長がハッキリと決めます。
■目標を達成する方法を決める(戦略を立てる)
現状を受入れて、目的・目標が決まったら、現状と目標の差が出てきます。この差をどうや
って埋めていくか、全社的なやり方を社長が決めます。この全社的なやり方を「戦略」といい
ます。
全社的なやり方は2通りあり、経営条件の良い会社とそうでない会社のやり方は 180度違い
ます。自社の経営条件は良いのか悪いのか判断をせず、また、そのやり方の違いを知らないこ
とで社長は経営判断を誤り、業績が悪くなっていきます。しかし、安心してください、勉強し、
実践することで業績が変わっていきます。実際にランチェスター戦略をイチから勉強して実践
し業績が良くなった会社が全国にあります。
社長には社長としての役目があります。目的・目標を決め、目標の達成するため全社的なや
り方を決めるのは社長の仕事の一つです。
ここで、目標を達成するために必要になる社長の役目について、項目をあげておきます。
1)競争相手を決める
2)競争相手の情報を集める
3)商品を決める
4)営業地域を決める
5)営業ルートや流通経路を決める
6)全社的営業方法を決める
7)作ったお客様の維持の仕方を決める
8)社員の配置と役割分担を決める
9)資金の調達方法と配分、経費の配分を決める
10)仕入の方法、メーカーは生産能力を決める
11)経営計画書を作る
従業員 100人以下の社長はこの11項目について決めていきます。やり方は2通り、「強者の
戦略」と「弱者の戦略」です。この2つの戦略を理解するのに「ランチェスター法則」が用い
られました。「ランチェスター法則」は競争の法則です。「ランチェスター法則」の詳しい説明
は省きますが、経営は好むと好まざるとに関わらず競争状態にあり、誰と競争しているか分からない状況下では 2乗作用が起こってきます。
例えば、営業マンの数が 10人のA社と5人のB社が同じ地域にあり、特に何も対策をしな
ければ2乗作用が起こります。102対52つまり100対25になります。目で見える営業マ
ンの差は5人ですが、目に見えない営業力の差は75にもなるのです。目に見えませんから、
2乗作用が起こることを知らない社長はたった5人の差なので「何とかなる」と思います。し
かし、実際は75の差ですから「何ともならない」のです。2乗作用が起こるようにするやり
方を「強者の戦略」といい、2乗作用の起こらないやり方を「弱者の戦略」といいます。
営業マンの数が多いA社は2乗作用が起こる「強者の戦略」で、営業マンが少ないB社は2
乗作用が起きない「弱者の戦略」で経営を進めていくことが正しい戦略の立て方になります。
これも「経営の原理原則」です。
経営条件が不利な会社は2乗作用が起きないやり方を進めていくには「ランチェスターの法
則」を理解して、「強者の戦略」と「弱者の戦略」の違いを知る必要があります。竹田先生が小
さな会社の社長に分かりやすいようにしてくれています。
自分の既成概念(価値観)を変えて、他のものを取り入れたり、変化に対応していくために
は「社長の器」が大きく影響します。会社は「社長の器」以上には大きくならないといわれて
いますが、誰でも今より大きくすることができます。経営の基本である「経営の原理原則」を
きちんと勉強し実践することで社長の器を大きくすることができます。「ランチェスター法則」
も含めて「経営の原理原則」を勉強して自社の経営に落とし込み、一つ一つ実践することで、
これから、お客様を確実に増やしていきましょう。
「人を動かす」とはその人の行動が変わるということ。規則を作っても、○○しなさいと命
令しても、こちらの思うように行動してもらうことは難しいものです。「行動が変わる」には、
その人の意識が変わる必要があります。しかし、私たちは人を変えることは出来ません。
では、私たちには何が出来るのでしょうか?
「人を動かす」には2つの方法があります。まず、私たちは人を変えることは出来ませんが、
誰かのお手本になることはできます。誰かのお手本になると、勝手にその人が動き出します。
もう一つは、その人の行動が変わるためにサポートしていくことならできます。
■人を変えることは出来ませんが、誰かのお手本になることはできます。
女優さんに憧れて俳優を目指したり、病気を治してもらったお医者さんを目指したりします。
アスリートを目指す人、塾の講師を目指す人・・・いろんな人が誰かをお手本にして自分の生
き方を決めています。
この時、女優さんもお医者さんも、お手本になろうと思っているわけではありません。好き
なことを真剣に楽しんでされているので、「私もなりたい!」とお手本にする人が勝手に出てく
るのです。歴史上の人物、名経営者、など勝手にお手本にする人がいますよね。
私は以前、「山田さんのようにランチェスターを伝える人になりたいのです」と言われて、驚
いたことがあります。まだまだ勉強している時だったので、本当にビックリしました。
自分が楽しく一生懸命にしていると、誰かが見てくれていて、勝手にお手本にしてくれるの
だと実感しました。この方は私が何も言わなくても、竹田ランチェスター戦略をどんどん勉強
されています。勝手に動き出しているのです。
お手本になろうと思ってもなれません。しかし、自分では気がつかないところで、自分の知
らない人が勝手に「お手本」にしていることを知りました。私は自分の信じていることを真剣
にしているだけなのです。
■行動を変えるためのサポート
今の自分を変えたいと思っていても、なかなか思うように出来ません。ましてや、他人があ
の人を変えたいと思っても至難の技です。しかし、出来ないわけではありません。変わりたい
けど出来ない。変えたいけど出来ない。その時にはなにかしら出来ない理由があり、それが障
害となっています。この障害を取り除くことが出来たら、この障害を乗り越えることが出来た
ら、一歩進むことが出来ます。障害を取り除いたり乗り越えたりするのは本人ですが、そのサ
ポートをすることなら私たちにも出来ます。そのサポートとは、@障害を取除く手助けA障
害を乗越える手助けBその人が動き易いようにこちらが行動する、です。
2012年1月 1日、事務所の大掃除に着手しました。ずーーーと気になっていました。ずー
ーーと片付けたいと思っていましたが、なかなか手をつけることが出来ません。仕事の合間に
一人で片付けるには時間がないと思いこんでいました。その時、友人が事務所の掃除を買って
出てくれました。「一人では出来ない」と思っている障害を取除いてくれたのです。片付けや掃
除が苦手と思い込んでいる私に、友人は私を責めることなく、友人自ら率先して掃除をしてく
れました。私は「要る、要らない」の判断をしているだけで良い状態でした。まず自分でやっ
て見せてくれて、次にやり方を教えてくれ、私の思い込みを取除く手助けをしてくれました。
友人はもう一人友人を連れてきてくれて、片付けに関する発想の仕方を見せてくれながらど
んどん片付けていきました。長年の悩みが1週間でほとんど片付きました。私は何が障害か気
がついていません。ただ「出来ない」と思い込み、動けない状態になっています。障害を乗り
越えたり取り除いたりするのは本人ですが、自分の思い込みで動けない状態の時に手助けをし
てくれ、私に自分で行動できる道筋をつけてくれました。
おかげで事務所はとても綺麗になりました。空気が澄み切って感じられます。
自ら変わりたい、誰かの行動を変えたい、と思ったら、責めることなく、その人の望むこと
を共有し、そこへ行けるようにサポートしてあげる、水が高いところから低いところに流れる
ように、そこへたどり着き易いようにこちらが動く、つまり、こちらの行動を変えるのです。
この時、大切なことがあります。
■「あるべき姿」を求めないで!
自分のなかにある「あるべき姿」。実際に生活している現実の「ありのままの姿」の自分。このギャップに苦しんだ経験はありませんか?ギャップが大きければ、自分の中でも相当苦しい
ですよね。
相手に「あるべき姿」を求めているということがどういうことか考えてみました。現実の「あ
りのままの姿」ではない「あるべき姿」を求めているわけですから、現実の自分は否定されて
いるのと同じことになります。何をしても、何を言っても、或いは何もしなくても、何も言わ
なくても、いつも「あるべき姿」と比べられていて、現実の自分が認められるチャンスはあり
ません。この時、「あるべき姿」を求められている人は、だんだん何も出来なくなってきます。
そのことに気がついた時、愕然としました。正しいと思っていることといつも比較してダメ出
しをしている自分がそこにいました。
他人の価値観が詰まった「あるべき姿」ではなく、自分の「なりたい姿」に気がつき、そこ
に向かえるのは「ありのままの姿」を認めた時がスタートです。
社長と従業員、会社とお客様、親子、夫婦、友人、恋人、自分自身との関係でも同じ事がい
えます。自分のありのままの姿を受け入れると、他人のありのままの姿を受け入れることが出
来るようになります。そこから、サポートされる人もする人も、お互いを認め、信頼関係が生
まれ、相手が話していることを聞きいれることが出来るようになっていきます。
その人は変わる準備が整ってきます。誰かが変わるために、私たちは自ら変わる体制が整って
きます。「ありのままの姿」を無条件で受け入れてもらった時の喜びや安心感をぜひ体感してく
ださい。
社長が社長の仕事をするために必要な3つのことを話してきました。
1.心を整える。
2.経営を整える。
3.人を動かす。
あなたが必要だと思ったところから始めてみませんか?
誰でも出来ます。「する」と決めると誰でも出来ます。
あなたが「する」と決めて、サポートが必要だと思ったら、
いつでもご連絡ください。まずは、あなたが話したいことから聞かせてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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